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「幕末アジアの歴史海道〜エキゾチックタウン名瀬に咲いた悲恋花〜」を公開しました。

今回奄美博物館高梨修館長にお願いし、幕末期にあった興味深い奄美大島の歴史を巡りました。
ここでは、薩摩藩とグラバー商社が手を組み実施した大規模政策に加え、その流れに翻弄された若い2人の悲恋にフューチャーしています。
歴史にまつわる背景、そして、それを伝える奄美の唄文化に触れ、感じてください。

以下は、高梨修氏の物語説明
100年を超える歴史がある鹿児島県下第2位の規模を誇る飲食店街ヤンゴ。
その周辺一帯には、世界史・日本史と連動した壮大な歴史物語の舞台がひっそりとたたずんでいる。
今の名瀬の街からは、想像もできないアジア海域の拠点港として繁栄していた名瀬。
平成27年に登録された世界遺産「明治日本の産業革命遺産」に見られるような近代化の波は、幕末の奄美大島にも押し寄せ、幕府の目の届かない亜熱帯の砂糖島から始まっていた。
薩摩藩が、明治維新と同時に進めていた空前の密貿易プロジェクト。
その総指揮をとったお雇い外国人とハウスメイドに芽生えた恋。
街中に残されている旧跡をたずねながら、そこに秘められた悲恋物語をひもとく。
いつの時代にも、人には運命の出会いがあり、心揺さぶられ惹かれあう時がある。
恋に生き、近代を駆け抜けた男女の物語。